「カナダグースやモンクレールのダウン、やっぱりクリーニングに出さないとダメなの?」
「クリーニング料金も高いし、ダメにされたらイヤだし、できれば出したくない」
カナダグースやモンクレールのダウンは、値段も高いから、できればクリーニングには出したくないですよね。。。
でも、ダウンも当然ながら汚れます。肌に直接触れる部分は襟元や袖口だけかも知れないけど、やっぱり汚れるんです。
そのまま次のシーズンまでクロゼットで保管しておくと、カビ生えますよ。
このページでは、カナダグースやモンクレールのダウンをクリーニングになぜ出さなくてはいけないのか、その理由を説明します。
カナダグースやモンクレールの汚れはクリーニングに出さないと落ちません。
襟元・首元・袖口の汚れ
モンクレの定番モデルである”HERMINE”や”MAYA”
これらのタイプは、あごのところは、とくに汚れやすいです。女性の方だと、ファンデーションが付いてしまったなんて人も多いのでは。
襟元・首・そして袖口には、主に
- 汗
- 皮脂
- ファンデーション等
この3つの汚れが付きやすいですよね。
汗や皮脂汚れを落とさずにそのままにしておくと、酸化して黄ばみや黒ずみになります。
モンクレールやカナダグースのダウンを着ている人は、色は、主に黒が多いと思うので、分からないし目立たないでしょうけど、確実に黄ばみになっています。
白だと分かりやすいので、こちらをご覧ください。
↑こんな感じで、何年も洗っていないと、こんなに汚れるんです。白だとものすごく分かりやすいですよね。
あなたのダウンも、実はこんなに汚れているかも……。
ダウン表面のシミやホコリなどの汚れ
ダウンの表面には、
- 食べこぼしなどでできた油汚れ
- ジュースなどのシミ
- 空気中のほこり
この3つの汚れが付きやすいです。
食べこぼしやジュースのシミなどは、きちんと落とさないとカビの発生原因となります。
カビは、たんぱく質を栄養源として成長・繁殖していきます。
食べこぼしなどの汚れには、たんぱく質が含まれているので、繊維に染み込んだ汚れもきちんと取らないと、確実にカビが生えます。
また、ダウンジャケットは、静電気が発生しやすい衣類なので、空気中のほこりが付きやすいです。すると、そのほこりに付着していた汚れが衣類に付き、服が汚れる原因になります。
臭い
ダウンには、
- カビのニオイ
- 焼肉や鉄板焼き屋などで付いたニオイ
などのニオイが付きやすいですよね。
とくに焼肉に言ったに付いてしまう、あの油のニオイはなかなか取れないですよね…。
ニオイの付く原因は、ダウンの細かい繊維の間に、空気中を漂っている油が付着するからです。
台所のガス台近くに置いてあるものって、触るとベトベトしていません?油って、けっこう空気中に広範囲で、飛び散りそして漂うんです。
なので、焼肉店やお好み焼きやなどで、ハンガーにかけて壁に吊るしておいただけでは、すぐに油が付着してしまいます。
この油の臭いのおおもとは、油なので、その油自体を取らないとニオイは消えません。
これは、カビのニオイも同じです。カビ自体を除去しないとカビ臭さはとれません。
そして、この油は皮脂汚れ同様、時間が経つにつれて酸化して、黄ばみとなります。
カビ
衣類に付くカビは主に、
- 白カビ
- 黒カビ
の2種類があります。
白カビは、繊維奥まで根を張っていない状態なので、わりと簡単に落とすことができます。
黒カビの場合は、繊維奥まで根を張るので、除去するが大変難しいです。
また、カビが生えた箇所は生地が薄くなり、変色してしまうので、衣類にも直接的なダメージを与えます。
生えてから時間が経ったものならなおさらです。
自宅で落とせる汚れは?
襟元・首元・袖口の汚れ
これらの汚れは、自宅で落とせることができます。
皮脂汚れやファンデーションなどは、油汚れなので、中性洗剤や台所用洗剤で落とすことができます。
軽く湿らせたスポンジに洗剤の原液を少しつけて、軽く叩くように汚れを落としていきます。
その後、タオルをぬるま湯で湿らせて、洗剤を拭きとっていきましょう。これで汚れはだいぶとれます。
ダウン表面のシミやホコリなどの汚れ
食べこぼしやジュースのシミ汚れは、↑の同様洗剤で落とせます。
また、ダウン表面のほこり汚れなどは、湿らせたタオルで拭けば取れます。
臭い
これは、自宅で取るのは困難です。
陰干しすれば、幾分落ちますが、完全には取れません。ニオイの元となるカビや油を除去しないと、どうにもなりません。
また、ファブリーズも意味がありません。ファブリーズは、ニオイの元を消臭カプセルで、一時的に封じ込めているだけなので、時間が経つとまたニオイが発生してきます。
そして、モンクレールの生地は、主にポリエステルやナイロンです。
これらの化学繊維は、ファブリーズなどの消臭スプレーをすると、非常にシミになりやすいです。
ダウンにファブリーズしたら、でかいシミができてしまった…至近距離からスプレーしてはいけないとあれほd
— うお (@sokonashinuma) 2009年11月30日
ダウンにファブリーズかけたらめっちゃシミになったから慌ててクリーニングに出しに来た。
クリーニング屋さんは「この時期にダウン出すの?」って顔してたけど。毎日ダウン着てるといろんな臭いつかない?
生活臭とか飲食店の臭いとか。
それが嫌でファブリーズしたら大失敗だったわ。— ひまわり (@Mama3Happylife) 2019年1月20日
ファブリーズは、絶対にやめましょう。
カビ
白カビは自宅で落とせます。
軽く水ぶきしましょう。ただし、消毒用エタノールで拭くのは、やめましょう。変色、生地の劣化につながります。
黒カビは、自宅で落とせません。
落すのなら、自宅でも洗濯しか方法がありません。洗濯機で洗って下さい。
だから必要。カナダグース・モンクレールはクリーニングに出すべき。
ニオイやカビに関しては、素人では無理なのでクリーニングにお願いすべきです。
自宅で落とせる汚れもありましたが、一つ忘れないで欲しいことがあります。
モンクレールダウンの生地は、主にポリエステルです。このポリエステルは、非常に破れやすいのです。
とあるクリーニング店の人もツイートしていました。
クリーニング受付で、散々説明をしてそれに了解して文句言いませんとフルネームでサイン頂いていてもクレームになる事案発生中。この際なのでお願いとして言わせていただきます。これを踏まえクレームいう前に一度考えて欲しいです。
※個人的にシームレスダウンは買いません。お金もったいないから。 pic.twitter.com/zvei8z1a3D— 愛@スンスンスーン (@htr_escape_a) 2018年12月6日
モンクレの生地については、クリーニング屋さんも悲鳴のtweetをしていましたね。ボクも前持っていたモンクレール裂けましたw
— しんの字 (@shinnara777) 2019年2月16日
なので、自宅で汚れを落とす際は、十分に気を付けて下さい。強くこすったりすると、生地が破れる可能性があります。
カナダグースは、白けや色褪せになる可能性があります。
また、汚れ自体も、自分で完璧に落とすことは難しいかもしれません。
汚れが残っていると、ダウンのコーティングの劣化を早める原因にもつながるので、生地を傷めることにつながりダウンジャケットの保温性低下、およびダウン自体の劣化につながります。
つまり、クリーニングに出して汚れをしっかり落とさないと、ダウンの寿命を縮めることになります。
大事なモンクレールのダウンの生地が破れてでもしたら、専門店に修理を出さなくてはいけません。修理代も状況によりますが、最低でも5,000円はかかります。
なので、クリーニングに出さないといけないんです。しかも、カナダグースやモンクレールの取り扱いに慣れている専門のお店に。
きちんとお手入れして、きれいにしている人の高級ダウンは長持ちします。
一方、クリーニングに出さずに、汚いままにしている人の高級ダウンは、きれいにしている人のダウンより、早くダメになってしまいます。
あなたのそのカナダグースやモンクレールのダウンを、これからも永~く着続けたいのであれば、一度クリーニングに出しましょう。
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